DJI Inspire シリーズ買取ガイド|Inspire 1 / 2 / 3 の世代別に見る査定ポイント|ドローンストック - DJI 買取専門店 ドローンストック(ドローンストック)

DJI Inspire シリーズ買取ガイド|Inspire 1 / 2 / 3 の世代別に見る査定ポイント|ドローンストック

📅 公開:2026.08.21

📊 結論:Inspire は「世代で査定の論点がまったく違う」シリーズです

Inspire 1 系は全機種がメーカーサポート終了・TB47/TB48 バッテリーも生産終了で、大手買取店の価格表からは外れています。それでも「正常動作・バッテリー健全・技適あり」の個体はドローンストックの査定対象です。Inspire 2 は CinemaDNG / Apple ProRes ライセンスが機体シリアルに紐づくため、ライセンスを換金する唯一の方法が「機体ごと売ること」。Inspire 3 は所有者の多くが法人で、リース物件かどうか・決算期・宅配便の 30 万円補償上限が実務上の最大の論点になります。世代を取り違えたまま売却を進めると、価値のある構成をバラして損をします。

✏️ この記事の監修

株式会社ヴィンテージストック(長野県松本市/DJI買取専門店 ドローンストック運営)。2016年からの累計買取・販売実績300台以上。長野県公安委員会 古物商許可 第481321600012号。

🚗 自動車の「インスパイア」をお探しの方へ:本記事は DJI の空撮ドローン Inspire シリーズ(Inspire 1 / Inspire 2 / Inspire 3)の買取ガイドです。ホンダ・インスパイア(乗用車)の買取情報ではありません。お探しの内容が違っていた場合は、お手数ですがブラウザの「戻る」でお戻りください。

DJI Inspire は、離陸後にアームが持ち上がりカメラが 360 度さえぎるものなく回る「変形機体」として設計された、プロ映像用のプラットフォームです。この構造ゆえに Phantom や Mavic とは別の商品カテゴリとして扱われてきました。査定の考え方も、他機種と同じにはなりません。

この記事では、Inspire 1 系(1 / Pro / Pro Black / RAW / V2.0)、Inspire 2、Inspire 3 の 3 世代について、2026 年 8 月時点で「今どういう状態にあるか」と、売却するときに何を確認すべきかを整理します。機種ごとの金額レンジは扱いません。数字は市況で動くため、DJI買取相場一覧と各機種ページに委ね、本記事は「査定の見方」に徹します。

「インスパイア 買取」で検索すると車が出てくる理由

Inspire を売ろうとして検索した方の多くが、まずここでつまずきます。「インスパイア 買取」「Inspire 買取」といった無修飾のキーワードでは、検索結果がほぼホンダ・インスパイア(乗用車)で占められます。中古車買取の大手や車買取一括査定のサイトが上位を独占し、ドローンの情報はほとんど表示されません。

これは検索エンジンの不具合ではなく、「インスパイア」という語の検索需要の大半が自動車側にあるためです。解決は簡単で、「DJI」または世代番号を付け加えるだけです。

  • ✅ 「DJI Inspire 買取」「DJI インスパイア 買取」
  • ✅ 「Inspire 2 買取」「Inspire 3 買取」「Inspire 1 買取」
  • ✅ 「Zenmuse X5S 買取」「Zenmuse X7 買取」(カメラ名で引く)
  • ❌ 「インスパイア 買取」(自動車側に流れます)

この一手間で、検索結果はドローン側に完全に切り替わります。逆に言えば、Inspire を売却検討中の方が正しい情報にたどり着きにくい構造があるということです。Inspire シリーズの成り立ちそのものについては DJI Inspireの歴史 にまとめています。

Inspire シリーズ 3 世代の位置づけを 1 枚で整理

世代 時期 カメラ バッテリー 2026年8月時点の状態
Inspire 12014年11月発表/2015年10月 生産終了Zenmuse X3(1/2.3型・4K)TB47(4500mAh)/TB48(5700mAh)DJIサポート終了。バッテリー純正入手困難
Inspire 1 Pro / Pro Black2016年10月 生産終了Zenmuse X5(M4/3・レンズ交換式)TB47/TB48同上。X5+レンズが価値の中心
Inspire 1 RAW2016年11月 生産終了Zenmuse X5R+512GB SSD(CinemaDNG RAW)TB47/TB48同上。SSD・専用リーダーの有無が重要
Inspire 1 V2.02018年5月 生産終了Zenmuse X3TB47/TB482023年2月15日にDJIサポート終了(メーカー修理受付終了)
Inspire 22016年11月発売/生産完了Zenmuse X4S/X5S/X7(交換式)TB50 を2本1組(97.58Wh)DJIのサポート終了リストには2026年8月時点で未掲載
Inspire 32023年4月12日発表/2023年6月発売Zenmuse X9-8K Air(フルサイズ8K)TB51現行。日本定価 1,769,900円(税込)

Inspire 1 系(1 / Pro / Pro Black / RAW / V2.0)

DJI Inspire シリーズの映像制作向けドローン(参考写真)

今どういう状態か:正直に書きます

Inspire 1 系について、買取店として最初にお伝えすべき事実を隠さずに書きます。

  • 全機種がメーカーサポート終了です。最後まで残った Inspire 1 V2.0 も 2023 年 2 月 15 日でDJIの修理受付が終了しました。以降、公式修理という選択肢はありません。
  • TB47 / TB48 バッテリーが純正で生産終了しており、入手が困難です。Inspire 1 は 2 本同時搭載ではなく 1 本運用ですが、飛ばすためにはバッテリーが必須です。手持ちのバッテリーが膨張・充電不可であれば、その個体は実質的に飛ばせません。
  • 大手買取店の価格表から Inspire 1 は除外されています。映像機材系の買取事業者の公開価格表を見ると、Inspire 2 は掲載されていても Inspire 1 の行がない、という状態が一般的です。

「値が付かない機種です」と書いた方が話は早いのですが、それは実態と違います。ドローンストックでは、次の条件を満たす Inspire 1 系は査定対象です

✅ Inspire 1 系が査定対象になる条件

① 電源が入り、正常に飛行可能な状態であること(故障・水没・墜落機は買取対象外です)/② バッテリーが膨張しておらず、充電・給電が正常であること/③ 技適マークが確認できる正規流通品であること/④ 送信機とジンバル・カメラが機体とペアリングできること

逆に、落下・水没後に電源が入らない、モーターが回らない、ジンバルが初期化されない、といった正常動作しない機体は買取をお受けできません。これは Inspire に限らず全機種共通の方針です。壊れた本体に取り付けられていた付属品も、同じく対象外とさせていただいています。

Inspire 1 系で「価値が残っている部分」はどこか

Inspire 1 系の査定は、機体そのものより構成品の内訳で差がつくのが特徴です。

  • Zenmuse X5 / X5R:Pro / Pro Black に載る X5、RAW に載る X5R は、Inspire 1 系の中で最も評価が動く部分です。マイクロフォーサーズのレンズ交換式で、DJI MFT 15mm F1.7 などの純正レンズが揃っているかで見方が変わります。X5R は 512GB SSD と CinemaDNG ワークフロー用のカードリーダーの有無も確認します。
  • 健全な TB47 / TB48:純正生産終了により、状態の良いバッテリーは単体でも需要があります。逆に、膨らんでいるバッテリーは安全上の理由で一律買取対象外です。発火リスクがあるため発送時の同梱は避け、お住まいの自治体または販売店の回収ルールに従って処理してください(本体・送信機・その他の付属品は通常どおり査定します)。
  • 送信機(マスター/スレーブ):Inspire 1 の特徴だったデュアルオペレーション用の 2 台目送信機は、揃っていると構成として評価しやすくなります。
  • 純正ケース・充電ハブ・プロペラ・元箱:欠品は減点方式で扱います(−2,000 円〜)。詳しくは ドローンパーツ買取・アクセサリー買取ガイド をご覧ください。

もうひとつ固有の注意点があります。この世代は旧アプリの DJI GO 系(Mavic 以降の GO 4 ではありません)で運用する設計で、長期間通電していない個体では機体・送信機・カメラ間のファームウェアが噛み合わず飛行できないことがあります。売却前に一度通電し、「今、実際に飛ぶか」を確認していただくと査定結果とのズレが出にくくなります。

Inspire 2:核心は「ライセンス」と「構成」

出典:DJI 公式 YouTube チャンネル|製品詳細は DJI 公式サイト をご確認ください。

2016 年 11 月発売の Inspire 2 は、今もプロの現場で使われ続けている息の長い機体です。TB50 バッテリーを 2 本 1 組(97.58Wh)で搭載する冗長設計、Zenmuse X4S 搭載時 27 分・X5S 搭載時 25 分の飛行時間、交換式カメラの拡張性が支持されてきました。

すでに生産は完了していますが、DJI が公開しているサポート終了製品のリストには、2026 年 8 月時点で Inspire 2 は掲載されていません。つまり「サポート終了がアナウンスされた」段階には至っていない、というのが現状です。ここが Inspire 1 系との決定的な違いで、Inspire 2 が中古市場で流通し続けている理由でもあります。

CinemaDNG / Apple ProRes ライセンスは機体シリアルに紐づく

Inspire 2 の売却でいちばん見落とされやすく、いちばん金額に影響するのがここです。

Inspire 2 の CinemaDNG および Apple ProRes 収録ライセンスは、有償で追加購入するアクティベーション方式です。このライセンスは「機体のシリアル番号」に紐づいて登録されます。アカウントではなく機体に紐づく——これが重要です。

🔑 ここが結論

ライセンスだけを切り離して単体で売ることはできません。したがって、購入したライセンスを換金する唯一の方法は「ライセンス済みの機体ごと売却すること」です。機体を手放したあとにライセンスだけが手元に残る、ということは起こりません。

ご自身の機体にライセンスが入っているかは、DJI Assistant 2 を PC にインストールし、機体を USB 接続してアクティベーション状態を確認するのが確実です。ライセンスの有無は査定の見方に直接影響するため、事前にわかっていれば見積りの精度が上がります。

Zenmuse カメラ:X4S / X5S / X7

Inspire 2 はカメラが交換式のため、「どのカメラが付いているか」で構成の性格が変わります。

  • Zenmuse X4S:1 インチセンサーの固定レンズ。バランス型で、飛行時間も 27 分と最も長く取れます。
  • Zenmuse X5S:マイクロフォーサーズのレンズ交換式。搭載時の飛行時間は 25 分。対応レンズが揃っているかがポイントです。
  • Zenmuse X7:Super 35 センサーで、DL マウントの専用レンズ(16mm / 24mm / 35mm / 50mm)を交換して使います。X7 は本体だけでなく、DL レンズが何本揃っているか、DL レンズセットのケースが残っているかで構成の完成度が変わります。

カメラは単体で正常動作すれば、機体と別にお売りいただくことも可能です。ただし一式としてまとまっている状態のほうが構成として評価しやすいのが一般的です。バラして売るか一式で売るかは、見積りフォームから両方のパターンでご相談ください。

TB50 バッテリーと Remote ID

TB50 は 2 本 1 組で機能します。片方だけ膨張している、片方だけ充電できない、という状態だと運用できません。膨張している個体は買取対象外ですが、本体や他の付属品は通常どおり査定しますので、膨張バッテリーがあること自体を理由に売却をあきらめる必要はありません。

もう一点、Inspire 2 は Remote ID(リモート ID)を搭載していません。2022 年 6 月 19 日までに事前登録を済ませた機体については搭載義務が免除される経過措置がありますが、譲渡した場合にその免除が引き継がれるかどうかは、一般的に DIPS 上で明確に示されておらず、この記事で断定することはできません。売却をお考えの方は、登録・譲渡の手続きとあわせて、国土交通省の無人航空機登録の窓口にご確認ください。手続きの流れそのものは DIPS登録抹消手続き にまとめています。

Inspire 2 の機種別の実勢については DJI Inspire 2 買取相場(機種ページ) をご確認ください。なお相場は参考実勢であり、為替・新機種の登場・レンタル機材需要などで常に変動します。

Inspire 3:法人資産としての売却

出典:DJI 公式 YouTube チャンネル|製品詳細は DJI 公式サイト をご確認ください。

2023 年 4 月 12 日発表、同年 6 月発売の Inspire 3 は、Inspire 2 の正常進化ではなく「シネマカメラを飛ばす機材」として設計し直された世代です。

  • Zenmuse X9-8K Air:フルサイズセンサー、CineCore 3.0 による 8K 収録
  • DL レンズ:18mm / 24mm / 35mm / 50mm / 75mm
  • デュアル RTK:センチメートル級の測位精度でウェイポイント再現撮影に対応
  • O3 Pro 映像伝送:最大 15km
  • 飛行時間 28 分(TB51 バッテリー)
  • Remote ID 内蔵

日本定価は 1,769,900 円(税込)。発売から 3 年が経った 2026 年時点でも新品実売価格が定価近辺で推移する傾向があり、中古の出物が少ないのが Inspire 3 市場の特徴です。理由は明快で、所有者の多くが法人(映像制作会社・機材レンタル会社)であり、償却しきるまで手放さない、あるいは稼働資産として回し続けるためです。

① まず「リース物件かどうか」を確認する

Inspire 3 クラスの機材は、リースやレンタルで導入されているケースが少なくありません。リース物件は所有権がリース会社にあるため、借主が売却することはできません。社内で「うちの機材」として運用されていても、契約上は所有者が別、ということは実際にあります。

法人のお客様には、売却のご相談時に必ずこの点を確認させていただいています。契約書をご確認のうえ、所有権が自社にあること(自社購入資産であること)をお確かめください。所有権移転外ファイナンスリースなど契約形態はさまざまですので、判断に迷う場合はリース会社の窓口にご確認ください。

② 耐用年数 5 年と決算期

空撮ドローンは、国税庁の質疑応答事例において「器具及び備品」の「光学機器及び写真製作機器」>「カメラ」に該当するとされ、法定耐用年数は 5 年として扱われるのが一般的です。

176 万円クラスの Inspire 3 は、少額減価償却資産(30 万円未満)の特例にも、一括償却資産(10〜20 万円)にも該当しません。取得価額をそのまま資産計上し、5 年で償却していくことになります。したがって売却時には、帳簿価額と売却額の差が固定資産売却損益として計上されます。

実務上ここが効いてくるのが決算期です。期末をまたぐかどうかで、その期の損益への影響が変わります。売却時期に選択の余地がある場合は、顧問税理士に相談してタイミングを決めることをおすすめします。会計上の扱いは ドローンの耐用年数と減価償却 で解説しています。個別の税務判断は必ず顧問税理士または所轄税務署にご確認ください。

また、いつ売るのが機材として合理的かという観点は DJIドローンの売り時 にまとめています。Matrice / Agras などの業務機を含めた法人案件は 産業用ドローン買取ガイド もあわせてご覧ください。

③ 高額機材の配送:30 万円の補償上限をどう越えるか

ドローンストックは宅配買取のみで対応しています(店頭・出張はございません)。ここで高額機材に固有の実務問題が出てきます。宅配便の補償は 1 個口あたり 30 万円が上限で、ヤマト運輸・佐川急便・ゆうパックのいずれも共通です。定価 176 万円の Inspire 3 一式を 1 箱で送った場合、万一の事故があっても補償されるのは 30 万円まで、ということになります。

想定金額 推奨する発送方法 補足
〜30万円通常の宅配便標準の補償範囲内に収まります
30万円〜50万円ゆうパックのセキュリティサービス郵便局の窓口で申告。オプション料金 420 円。上限 50 万円
30万円超(構成を分けられる場合)分割発送機体/カメラ・レンズ/送信機・バッテリーなどに分け、1 個口あたりを補償範囲に収めます
50万円超個別にご相談分割方法を含め、事前に発送プランをすり合わせます

当社が運送保険を手配することはありません。発送方法の選択はお客様側で行っていただく必要があるため、高額構成の場合は必ず事前にご相談ください。なお、輸送事故に起因して買取が不成立となった場合の返送料は当社が負担します。これまで輸送中の事故は発生していませんが、金額が大きい取引ほど事前の取り決めを明確にしておくことが双方にとって安全です。詳細は 買取の流れ(配送補償について) に記載しています。

世代共通:査定前にご自身で確認できること

Zenmuse カメラ・送信機・バッテリーなど付属品のイメージ
  • 通電して飛行できる状態か:故障・水没・墜落で正常動作しない機体は、世代を問わず買取対象外です。壊れた本体に付いていた付属品も同様に対象外となります。
  • バッテリーの膨張チェック:平らな机に置いて左右にぐらつく、ケースに収まらない、外装が浮いている——いずれかに当てはまる場合は膨張の可能性が高く、買取対象外です。ただし本体・他の付属品は通常査定します。
  • 技適マーク:並行輸入品など技適表示のない個体は取り扱えません。
  • 付属品の棚卸し:送信機、充電ハブ、AC アダプター、プロペラ、キャリングケース、元箱、取扱説明書、保証書。欠品は −2,000 円〜の減点方式で扱います。
  • カメラ・レンズの内訳:Zenmuse の型番(X3 / X5 / X5R / X4S / X5S / X7 / X9-8K Air)と、DL / MFT レンズの本数。
  • ライセンスの有無(Inspire 2):DJI Assistant 2 でアクティベーション状態を確認。
  • 所有権(法人):自社購入資産か、リース物件か。

単体で正常に動作する DJI 純正の付属品——送信機、健全なバッテリー、Zenmuse カメラ、DL レンズなど——は、機体がなくても単体でお売りいただけます。

ドローンストックの買取の流れ

  1. お見積り見積りフォームまたは LINE から、機種名・構成・状態をお知らせください。概ね 1 営業日以内にご回答します。当社は宅配買取のみで、お電話でのご対応は行っておりません。
  2. 発送梱包キットの送付は行っておりません。お手持ちの箱(純正ケースや元箱が理想的です)でご梱包ください。買取成立時の送料は当社負担です。高額構成の場合は、前述の分割発送・セキュリティサービスをご検討ください。
  3. 動作チェック・本査定:到着後 5 営業日以内に動作確認と本査定を行い、結果をご連絡します。
  4. ご入金:ご承諾後、指定口座へお振込みします。査定料・キャンセル料・振込手数料は無料です。買取不成立時の返送送料のみお客様のご負担となります(輸送事故起因の場合は当社負担)。

法人のお客様には、見積書・請求書の発行、法人口座へのお振込みに対応しています。実際の買取事例は 買取実績一覧 をご覧ください。

よくあるご質問

Q. 「インスパイア 買取」で検索すると自動車ばかり出てきます。ドローンの情報を探すには?

A. 検索語に「DJI」または世代番号を足してください。「DJI Inspire 買取」「Inspire 2 買取」「Inspire 3 買取」とすると、検索結果はドローン側に切り替わります。「インスパイア」単体はホンダ・インスパイア(乗用車)の検索需要が圧倒的に大きいため、無修飾では自動車の情報が占有します。カメラ名の「Zenmuse X7 買取」などで引くのも有効です。

Q. Inspire 2 の CinemaDNG / ProRes ライセンスだけを別に売れますか?

A. 売れません。これらのライセンスは機体のシリアル番号に紐づいて登録されるため、ライセンスだけを切り離して譲渡・売却することはできません。購入されたライセンスを換金する唯一の方法は、ライセンス済みの機体ごと売却することです。ご自身の機体にライセンスが入っているかどうかは、PC に DJI Assistant 2 をインストールし、機体を接続してアクティベーション状態をご確認ください。

Q. Inspire 1 はまだ値が付きますか?

A. 条件付きで査定対象です。Inspire 1 系は全機種がメーカーサポート終了、TB47 / TB48 バッテリーも純正生産終了で、大手買取店の公開価格表からは除外されているのが実情です。そのうえで、①正常に飛行できる、②バッテリーが膨張しておらず充電できる、③技適マークがある——この条件を満たす個体は当社の査定対象です。特に Zenmuse X5 / X5R や純正 MFT レンズ、健全な TB47 / TB48 が揃っている構成は評価が動きます。逆に飛ばない機体はお受けできません。

Q. リースで導入した Inspire 3 を売却できますか?

A. リース物件は所有権がリース会社にあるため、借主であるお客様が売却することはできません。まず契約書をご確認いただき、自社購入資産か、リース/レンタル物件かをはっきりさせてください。契約形態の判断が難しい場合は、リース会社の窓口にご確認ください。自社購入資産であることが確認できれば、法人名義での買取(見積書・請求書発行、法人口座振込)に対応します。

Q. Inspire 3 は 176 万円の機材ですが、宅配便で送って大丈夫ですか?

A. 宅配便の補償は 1 個口あたり 30 万円が上限です(ヤマト・佐川・ゆうパック共通)。30 万円を超える場合は、郵便局窓口で申告するゆうパックのセキュリティサービス(オプション 420 円・上限 50 万円)をご利用いただくか、機体/カメラ・レンズ/送信機・バッテリーのように分割して発送し、1 個口あたりを補償範囲内に収める方法をご案内しています。50 万円を超える構成は個別にご相談ください。当社側で運送保険を手配することはありません。なお、これまで輸送中の事故は発生しておらず、輸送事故に起因して買取不成立となった場合の返送料は当社が負担します。

Q. バッテリーが膨らんでいます。機体ごと買取不可になりますか?

A. いいえ。膨張したバッテリーは安全上の理由から一律で買取対象外ですが、本体・送信機・カメラ・その他の付属品は通常どおり査定します。膨張バッテリーがあることを理由に売却をあきらめる必要はありません。ただし膨張したセルは発火リスクがあるため、発送時の同梱は避け、お住まいの自治体または販売店の回収ルールに従って処理されることをおすすめします。詳しくは膨張バッテリーの取扱をご覧ください。

Q. 機体は手放しましたが Zenmuse X7 と DL レンズが残っています。カメラだけでも売れますか?

A. はい。単体で正常に動作する DJI 純正の付属品——Zenmuse カメラ、DL / MFT レンズ、送信機、健全なバッテリーなど——は、機体がなくても単体で買取可能です。DL レンズは本数とケースの有無で構成の完成度が変わりますので、お手持ちの内訳をフォームにご記入ください。詳しくはドローンパーツ買取・アクセサリー買取ガイドをご覧ください。なお、故障・水没・墜落した本体に取り付けられていた付属品は買取対象外となります。

Q. Inspire 2 は Remote ID が付いていませんが、譲渡しても飛ばせますか?

A. 一般的に、2022 年 6 月 19 日までに事前登録を済ませた機体には Remote ID 搭載義務の免除(経過措置)が適用されています。ただし、譲渡によってその免除が引き継がれるかどうかについては DIPS 上に明記がなく、当社として断定的にお答えすることはできません。売却・譲渡をご検討の際は、国土交通省の無人航空機登録の窓口にご確認ください。登録・抹消の実務はDIPS登録抹消手続きにまとめています。

まとめ

Inspire は「世代ごとに別の商品」として扱うべきシリーズです。Inspire 1 系はサポート終了を前提に、それでも動く個体と健全なバッテリー・Zenmuse X5 系に価値が残ります。Inspire 2 はライセンスと構成が金額を左右し、ライセンスは機体と一緒でなければ換金できません。Inspire 3 は法人資産として、リース契約・決算期・配送補償という映像技術とは別の論点を先に片付ける必要があります。

ドローンストックは長野県松本市の DJI 買取専門店として、2016 年からの累計買取・販売実績 300 台以上を重ねてきました。Inspire は構成が複雑な分、事前の情報のやり取りが結果を左右します。型番・付属品・ライセンスの有無を書き添えて、見積りフォームまたは LINE からご相談ください。概ね 1 営業日以内にご回答します。

※本記事に記載の仕様・時期は 2026 年 8 月時点の公表情報に基づきます。中古市況は為替・需要動向により変動します。税務・航空法の個別判断については、顧問税理士および所轄の窓口にご確認ください。

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