産業用ドローン買取|Matrice・AGRAS・Zenmuse 構成別の査定基準と参考価格|ドローンストック

産業用ドローン買取ガイド|Matrice・AGRAS 法人売却・リース返却・整備履歴査定【DJI専門】

📅 公開:2026.06.02 🔄 更新:2026.09.03

結論:DJIの産業用ドローン・業務機(Matrice・AGRAS・Inspire など)は、ホビー機と査定の見られ方が大きく異なります。ポイントは 整備履歴・飛行時間ログ・搭載ペイロード(カメラ/センサー)・付属品の構成。ドローンストックは DJI買取専門の宅配買取で、法人名義のお取引・決算月のスケジュール調整にも対応します。本記事では、業務機を高く・スムーズに売却するためのチェックポイントをまとめました。

買取対象となるDJI産業用ドローン・業務機

点検・測量・農業散布などの産業用ドローン(業務機)として使われる主なDJI機体は次のとおりです。当店はDJI製品に特化しているため、これらの査定ノウハウを蓄積しています。

カテゴリ代表機種主な用途
Matrice シリーズMatrice 300 RTK / 350 RTK / M30 / M30T点検・測量・警備・捜索
AGRAS シリーズAGRAS T10 / T20 / T30 / T40 / T50農業(薬剤・肥料散布)
Inspire シリーズInspire 2 / Inspire 3映像制作・シネマ
ペイロードZenmuse X7 / X5S / H20 / H20T / P1 / L1カメラ・センサー(単体でも評価)

機種が一覧にない場合でも、DJI製の業務機であればまずはご相談ください。なお具体的な買取金額は機体の状態・付属構成・市場動向で変動するため、個別の無料査定でご案内しています。

産業用ドローンの買取価格は、なぜ一覧表で出せないのか

「Matrice はいくらですか」というお問い合わせを多くいただきます。先に正直にお伝えすると、産業機は機種名だけで金額を確定できません。同じ Matrice 300 RTK でも、構成によって数十万円単位で評価が変わるためです。

産業機の査定額を動かす4つの変数

搭載ペイロード(Zenmuse H20/H20T/L1/P1 などの有無と機種)
バッテリー(TB60/TB65 の本数・サイクル数、バッテリーステーションの有無)
稼働実績(総飛行時間、点検/測量/散布のいずれで使われたか)
付属品構成(キャリーケース、D-RTK 基地局、予備プロペラ、各種ライセンス)

実際、業界を見渡しても産業機の買取価格を公開している業者はごく少数です。多くが「お問い合わせください」としているのは、この変数の多さが理由です。当店も同じ理由で一覧表は掲げませんが、代わりにどう評価するのかという基準を先に開示します。基準がわかれば、ご自身の機体がどのあたりに位置するか見当がつくはずです。

参考:公開されている他社の買取価格(2026年8月時点)

数字の目安がまったくないと判断しづらいと思いますので、他社が公開している買取価格を出典付きで挙げます。当店の査定額をお約束するものではなく、市場の水準を知るための参考値としてご覧ください。

機種 公開されている買取価格 備考
Matrice 300 RTK18万〜20万円台機体セット想定。複数社が公開している数少ない機種
Matrice 30T38万〜42万円台サーマル搭載モデル。無印30は公開値なし
Zenmuse H208.5万〜18万円ペイロード単体での買取実績が公開されている例
Zenmuse P129万円前後測量カメラ。上限目安として公開
Zenmuse L119万円前後LiDAR。上限目安として公開
AGRAS T5016万円台農業用。散布実績・薬剤腐食の影響が大きい
Matrice 350 RTK
Matrice 400
Matrice 4E / 4T
公開値なし新しい世代のため中古流通が形成途上。個別査定
Zenmuse H20T / H30T / L2
D-RTK 2 / 3、TB60 / TB65
公開値なし業界的に公開情報が乏しい領域。個別にご相談ください

※上記は2026年8月時点で他社(トレードショップ等の買取業者)が自社サイトで公開している金額をまとめたものです。掲載時点が明示されていないものも含まれ、市況により変動します。同一業者内でもページによって金額が異なるケースがあったため、レンジで表記しています。当店の査定額は状態・構成により個別に算出します。

世代交代が進んでいます。Matrice 400(2025年6月発売)と Matrice 4E / 4T(2025年発表)が登場したことで、Matrice 300 RTK や Matrice 200/210 系の相場は下落局面にあります。稼働予定のない機体をお持ちであれば、早めのご相談をおすすめします。

ペイロード(Zenmuse)は機体がなくても単体で買取できます

産業機の運用では、機体を入れ替えてもペイロードだけが手元に残ることがあります。Zenmuse H20 / H20T / H30T / L1 / L2 / P1 / XT2 などのカメラ・センサーは、機体とセットでなくても単体で査定対象です。実際、ペイロード単体の買取価格を公開している業者も存在します。

同様に、D-RTK 2 / D-RTK 3 の基地局、TB60 / TB65 バッテリー、バッテリーステーション、キャリーケースなどの周辺機器も単体でお売りいただけます。「機体はもう手放したが周辺機器だけ倉庫にある」という状態は、産業機ではよくあるケースです。DJI純正で正常に動作するものであれば、まとめてご相談ください。

なお、膨張したバッテリーは安全のため買取対象外です(発送もなさらないでください)。また故障・水没・墜落で正常に動作しない機体は買取対象外で、その機体に付いていた付属品もあわせて対象外となります。詳しくはドローンパーツ買取 参考価格表をご覧ください。

法人でご売却いただく際の実務

産業機は法人所有がほとんどです。社内手続きに必要な事項を先にまとめます。

項目 対応
見積書・請求書発行に対応しています。稟議に必要な書式があればお申し付けください
お支払い法人口座へのお振込みに対応(振込手数料は当社負担)
リース・割賦契約中の機体売却できません。所有権がリース会社にあるため、契約状況を事前にご確認ください
複数台・機材一式機体・ペイロード・バッテリー・基地局をまとめてお送りいただけます
決算期に合わせた売却スケジュールのご相談に応じます。会計処理は耐用年数と減価償却の解説もご参照ください(具体的な処理は顧問税理士にご確認を)
高額な機材の配送について
宅配便の補償は1個につき30万円が上限です(ヤマト運輸・佐川急便・ゆうパック共通)。産業機はこの上限を超えることが多いため、機体・ペイロード・バッテリーを分けてお送りいただくか、ゆうパックのセキュリティサービス(郵便局の窓口で申し出るだけ・加算420円・上限50万円)のご利用をおすすめしています。50万円を超える構成は、発送方法を個別にご相談ください。詳しくは買取の流れ(配送補償について)に記載しています。

業務機の査定で見られる5つのポイント

  1. 飛行時間(総稼働時間):モーター・ESC・ジンバルの摩耗度を測る最重要指標。ログで確認できると査定が早まります。
  2. 整備・部品交換の履歴:プロペラ、アーム、バッテリー、センサー類のメンテ記録。定期点検を受けている機体は高評価につながります。
  3. FlightHub / クラウドデータ:運用管理データが残っていると稼働実態が明確になり、評価の根拠になります。
  4. 搭載ペイロード:Zenmuse X7 など高価なカメラ・センサーは査定額を大きく押し上げます。本体と分けて売るより、構成一式での売却が有利な場合があります。
  5. 付属品・予備バッテリー:TBシリーズの予備バッテリー、充電ハブ、純正ケース、RTK基地局などの有無。

ペイロード(カメラ・センサー)で査定はどれだけ変わる?

業務機は「機体+ペイロード」で価値が決まります。たとえば Inspire 2 は本体だけでなく、Zenmuse X7 のような高価なシネマカメラを搭載しているかどうかで査定が大きく変わります。Matrice 系であれば H20T(ズーム+広角+サーマル)や P1(測量)、L1(LiDAR)といったペイロードの有無・世代がポイントです。売却時は 本体・カメラ・レンズ・ジンバルの型番をまとめてお知らせいただくと、より正確な査定が可能です。

法人売却の流れ(領収書・決算・リース返却)

法人のお客様からは、機材更新・事業縮小・リース満了に伴う売却のご相談を多くいただきます。

  • 法人名義のお取引に対応。お振込み先・必要書類はご相談に応じて発行します。
  • 決算月に合わせた売却スケジュールの調整が可能です。複数台のまとめ売却もご相談ください。
  • リース返却機・レンタル落ち機は、契約内容(所有権の所在)をご確認のうえご依頼ください。

古物商許可(長野県公安委員会 第481321600012号)を取得した事業者として、適正な手続きでお取引します。

業務機ならではの梱包・発送の注意

Matrice や AGRAS は大型・重量があり、輸送中の破損が査定に影響します。次の点にご注意ください。

  • 純正ケースがある場合はケースごと、無い場合はアーム・プロペラを取り外し緩衝材で固定
  • ジンバル・カメラはロック(輸送用固定)してから梱包
  • バッテリーは輸送規定に従い適切に梱包(膨張しているものは発送・買取ともに不可)

梱包キットの配布はおこなっていませんが、機体に応じた梱包方法は事前にLINEでご案内します。発送後は 5営業日以内に動作チェックを行います。

Phantom 4 RTK を売るとき(測量機の査定は Matrice とは別枠です)

Phantom 4 RTK は、Matrice 300 RTK / 350 RTK と同じ「RTK」の名を持ちますが、機体クラスも査定の見方も別枠です。Matrice がペイロード交換前提の大型機であるのに対し、Phantom 4 RTK はカメラ一体型の小型測量機で、土木・測量・点検の現場で単独運用されてきました。そのため、査定では「機体単体の型式」ではなく「測量業務に必要な一式が揃っているか」を見ます。

  • D-RTK 2 高精度GNSSモバイルステーションの有無。基地局が揃っていると買い手はそのまま業務投入できるため、評価が上がりやすくなります。基地局のみが手元に残っている場合も、単体で査定対象です。
  • 専用送信機(GS RTK アプリ対応・画面一体型)。消費者機の Phantom 4 用送信機とは別物のため、付属の有無と動作状態を必ずご確認ください。
  • 複数台構成・予備バッテリーの本数。現場運用は複数機・多数バッテリーが前提のため、まとめてのご売却は構成として評価しやすくなります。
  • 総飛行時間ログ・整備/部品交換の履歴。Matrice と同様、稼働状況が状態を大きく左右します。

Phantom 4 RTK も法人名義でのお取引・決算月に合わせた売却スケジュールに対応します。発送時は、一式の評価額が宅配便の責任限度額30万円を超える見込みであれば、ゆうパックのセキュリティサービス(窓口申告・加算420円・上限50万円)か機体と基地局の分割発送をご案内します(当社側で運送保険の手配はおこなっておりません)。

なお、RTK ではない消費者機の Phantom 4(無印・Advanced・Pro・Pro V2.0)をお持ちの場合は、査定の考え方が異なります。型式の見分け方と型式別の期待値は ファントム4(Phantom 4)全5機種の違いと買取相場 をご覧ください。

AGRAS(農業用ドローン)売却のポイント

散布用のAGRASは、薬剤・肥料による腐食や汚れが査定に影響します。可能な範囲で タンク・ノズル・配管の洗浄と乾燥を行ってからご発送ください。散布回数(稼働)やバッテリーの状態も評価対象です。シーズンオフの機材整理での売却もご相談いただけます。

査定から入金までの流れ

ドローンストックは 宅配買取専門です(店頭・出張・電話対応はおこなっていません)。LINEまたはフォームで 機種名・型番・搭載ペイロード・総飛行時間・写真 をお送りいただくと、概ね1営業日以内に査定額をご回答します。査定料・キャンセル料・振込手数料は無料、買取成立時の発送送料は当社負担です(査定見送り時の返送送料のみお客様ご負担)。

業務機・法人売却のご相談は LINE または 見積りフォーム から。買取の流れは こちら、買取に力を入れる理由は こちらでご確認いただけます。

よくある質問

Matrice や AGRAS など業務機も宅配で買取できますか?

はい。Matrice シリーズ・AGRAS シリーズ・Inspire シリーズなどの業務機も宅配買取の対象です。大型・重量のある機体は梱包方法を事前にご案内します。店頭・出張・電話対応はおこなっておりません。

法人名義で売却し、領収書や決算対応はできますか?

法人名義でのお取引に対応しています。お振込み・必要書類の発行についてはLINEまたはフォームからご相談ください。決算月の売却スケジュールもご相談いただけます。

飛行時間ログや整備履歴は査定にどう影響しますか?

業務機は稼働状況が状態を大きく左右するため、飛行時間ログ・FlightHub のデータ・整備や部品交換の履歴があると査定がスムーズになり、評価にも好影響です。

Zenmuse などのカメラ・センサーも一緒に査定されますか?

はい。Zenmuse X7・X5S・H20 シリーズなどのペイロードは査定額に大きく影響します。本体とあわせてお知らせください。

AGRAS(農業用)は薬剤で汚れていても買取できますか?

可能な範囲で洗浄・乾燥のうえご発送ください。タンクやノズルの状態も査定対象です。なお膨張したバッテリーは安全上の理由で買取対象外となります。

あわせて読みたい関連ガイド

あなたのドローン、今いくら?

LINEで写真を送るだけ。概ね1営業日以内に査定結果をご連絡します。

DJI 買取専門店 ドローンストック|株式会社ヴィンテージストック(長野県松本市・2010年設立)|累計買取・販売実績300台以上(2016年〜)|古物商許可 長野県公安委員会 第481321600012号|DJI 全機種の買取相場まとめ | DJI 機種別一覧 | 無料査定
💬 LINE
査定