結論:プロポとは、ドローンやラジコンの送信機を指す日本独自の呼び名で、proportional(プロポーショナル=比例)の略です。スティックを倒した量に比例して機体が動く仕組みに由来します。操作モードは日本ではモード1とモード2が中心で、DJI機の初期設定はモード2。使わなくなった送信機は、単体でも宅配買取の対象になります。
こんにちは。DJIドローン買取専門店「ドローンストック」を運営しております、株式会社ヴィンテージストックの店主です。長野県松本市で2010年から買取業を営み、古物商許可(長野県公安委員会 第481321600012号)のもと、全国のお客様から宅配でドローンをお売りいただいております。
さて、ドローンの世界では送信機のことを「プロポ」と呼びます。当店にも「プロポとは何の略ですか」というご質問がたびたび届きます。
本記事では、プロポの意味と語源、モード1・2・3のちがい、DJI送信機の種類と互換性、「余った送信機は単体で売れるのか」まで、一冊のガイドとしてまとめました。
むずかしい言葉はかみくだいて書きましたので、どうぞゆっくりお読みください。
結論から申し上げます。プロポとは「プロポーショナル・システム(proportional system)」の略です。proportionalは英語で「比例した」という意味で、スティックを倒した量に比例して機体の動きが変わる仕組みを指しています。
昔のラジコンは、舵が「切れるか・切れないか」のオン・オフ式が主流でした。そこへ「倒した分だけ細かく動く」比例制御方式の送信機が登場し、「プロポーショナル方式の送信機」を縮めて「プロポ」と呼ぶ習慣が、日本のラジコン界に定着したといわれています。双葉電子工業(Futaba)など国産メーカーの歴史も、この呼び名が根付いた背景のひとつです。
DJIのドローンも同じで、スティックをわずかに倒せばゆっくり、大きく倒せば速く動きます。これがまさに比例制御です。
店主からのワンポイント:「プロポ」はラジコン文化から受け継がれた言葉で、DJIの取扱説明書では「送信機」と書かれています。呼び方がちがうだけで、指しているものは同じですのでご安心ください。
プロポ・送信機・コントローラー・リモコン。呼び方はいろいろありますが、すべて同じ装置を指しています。機体に電波で指示を送る機械なので、正式には「送信機」です。
海外では「Transmitter(トランスミッター)」、略して「Tx」と呼ばれるのが一般的です。DJIの公式サイトでは「送信機(Remote Controller)」という表記が使われています。「プロポ」は日本独自の愛称、と覚えていただければ十分です。
操作モードとは、左右のスティックにどの動きを割り当てるかという配置のちがいです。代表的なモード1〜4を早見表にまとめました。
| モード | 左スティック上下 | 左スティック左右 | 右スティック上下 | 右スティック左右 |
|---|---|---|---|---|
| モード1 | 前進・後退 | 左右に旋回 | 上昇・下降 | 左右に移動 |
| モード2 | 上昇・下降 | 左右に旋回 | 前進・後退 | 左右に移動 |
| モード3 | 前進・後退 | 左右に移動 | 上昇・下降 | 左右に旋回 |
| モード4 | 上昇・下降 | 左右に移動 | 前進・後退 | 左右に旋回 |
いちばん大きなちがいは「上昇・下降をどちらの手で操作するか」です。モード1は右スティック、モード2は左スティックで上昇・下降を行います。日本では昔からのラジコン愛好家にモード1が多く、世界的にはモード2が広く使われているといわれます。DJI機の初期設定はモード2です。
モード3は、モード2の左右の役割を入れ替えたような配置です。利き手や、以前使っていた機体の癖に合わせて選ばれることがあります。DJI Flyアプリではモード1・2・3から選択できます。
各モードの操作感は、当店の解説記事「ドローン操作のモード1・モード2とは」でくわしく説明しています。
店主からのワンポイント:どのモードが正解、ということはありません。大切なのは一度体で覚えたモードを途中で変えないこと。とっさの場面で手が迷うと、思わぬ事故につながります。
DJIの送信機は、大きく分けて「スマホを取り付けて使う画面なしタイプ」と「モニター内蔵タイプ」の2系統があります。代表的なモデルと対応機種の例を表にまとめました。
| 送信機 | タイプ | 対応機種の例 |
|---|---|---|
| DJI RC-N1 | 画面なし(スマホ取り付け) | Mini 2・Mini 3・Air 2S・Mavic 3 など |
| DJI RC-N2 | 画面なし(スマホ取り付け) | Mini 4 Pro・Air 3 など |
| DJI RC | モニター内蔵(標準) | Mini 3系・Air 2S・Mavic 3系 など |
| DJI RC 2 | モニター内蔵(標準) | Mini 4 Pro・Air 3 など |
| DJI RC Pro | モニター内蔵(上位) | Mavic 3系・Air 2S など |
※2026年7月時点、DJI公式サポート情報をもとにした一例です。ファームウェアの更新などで対応状況が変わることがありますので、最新の組み合わせは必ずDJI公式サイトでご確認ください。
注意したいのは、名前が似ていても世代がちがうと互換性がない点です。RC-N1とRC-N2は見た目が似ていますが、通信方式が異なるため基本的に別物です。Mini 4 ProやAir 3はRC-N2/RC 2世代、Mavic 3シリーズはRC-N1/DJI RC/RC Pro世代が中心です。
なお、AvataなどのFPV機は、ゴーグル等を組み合わせる別系統です。
店主からのワンポイント:送信機の裏面や側面に型番(RC-N1など)が書かれています。査定の際はそこを写真に撮ってお送りいただくと、話が早く進みます。
DJI機であれば、DJI Flyアプリなどの操作設定(コントロール設定)画面から、モード1・2・3を切り替えられます。ただし、機種やアプリのバージョンによって画面の名称や手順が異なりますので、くわしい手順はお手持ちの機種の取扱説明書やDJI公式サイトをご確認ください。
モードを変えた直後は、頭で分かっていても手が以前の癖で動いてしまいます。変更後の初飛行は、人のいない広い場所で、低い高度からゆっくり慣らしてください。
送信機の不調でよくあるのは、次のような症状です。
スティックドリフトは、アプリのスティック校正(キャリブレーション)で改善することがあります。それでも直らない場合は、送信機だけを買い替えることが可能です。DJI直販や家電量販店で単品販売があり、機体ごと買い替える必要はありません。
ひとつ注意していただきたいのが技適マークです。海外から個人輸入した送信機など、技適マークのないものを国内で使うと、電波法上問題になる可能性があります。くわしくは技適なしドローンの解説記事をご覧ください。
機体ごと新しくしたい方は、DJIドローンの買い替え・下取りガイドもあわせてご覧ください。
売れます。当店ドローンストックでは、DJI純正の送信機であれば、機体がなくても単体で査定・買取しています。買い替えで旧型が余った方、送信機だけ手元に残っている方は、ぜひ一度ご相談ください。
送信機は「なくした」「壊した」という方の交換需要が根強く、中古市場でも安定した人気があります。査定で拝見するポイントは、おもに次の3つです。
具体的な金額は世代や状態で変わるため、記事内では断定しません。パーツ・アクセサリー買取の解説記事とアクセサリー買取ページに考え方をまとめていますので、参考にしたうえでLINEの無料査定をご利用ください。
なお、機体やバッテリーとセットでお売りいただく場合、膨らみのあるバッテリーは安全上の理由で買取対象外です(本体・送信機など他の品は通常どおり査定します)。くわしくは膨張バッテリーの解説記事をご覧ください。
店主からのワンポイント:「機体は墜落で壊れたけれど、送信機は無事」というケースでも、送信機に値が付くことがあります。捨ててしまう前に、写真を1枚送ってご相談いただくのが得策です。
当店は宅配買取の専門店です。店頭持ち込みや出張買取は行っておらず、お申し込みからお振込まで、すべてご自宅で完結します。古物商許可(長野県公安委員会 第481321600012号)のもと、流れをご案内します。
査定料・キャンセル料・振込手数料はすべて無料です。査定を見送られた場合の返送送料のみ、お客様のご負担となります。くわしい流れは買取の流れのページをご覧ください。
高く売るコツは、むずかしいことではありません。
機体もあわせて売却をお考えの方は、DJI買取相場の一覧ページで機種ごとの目安(当店の過去取引実績にもとづく2026年時点の上限額)を確認できます。
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| プロポの意味 | proportional(比例制御)の略。スティックの倒し量に比例して機体が動く |
| 呼び方 | プロポ=日本独自の呼び名。正式には送信機、海外ではTransmitter(Tx) |
| 操作モード | モード1〜4はスティック配置のちがい。DJI機の初期設定はモード2 |
| DJI送信機 | 画面なし(RC-N1/N2)とモニター内蔵(DJI RC・RC 2・RC Pro)。世代で対応機種が異なる |
| 調子が悪いとき | スティック校正を試し、直らなければ送信機だけ買い替え可能 |
| 余った送信機 | DJI純正なら単体で宅配買取OK。査定料・キャンセル料・振込手数料は無料 |
プロポは「比例」を意味する、ラジコン時代から続く言葉です。使わなくなった送信機は、必要としている次の方へつなぐのが一番。ドローンストックが、その橋渡しをお手伝いします。
株式会社ヴィンテージストック(長野県松本市・2010年創業)。DJIドローン買取専門店「ドローンストック」を運営しています。古物商許可:長野県公安委員会 第481321600012号。宅配買取専門のため全国どこからでもご利用いただけます。ご相談はLINEまたはフォームからどうぞ。当店が選ばれる理由はこちらで紹介しています。
プロポーショナル(proportional=比例)の略です。スティックを倒した量に比例して機体が動く仕組みに由来する日本独自の呼び名で、海外では「Transmitter(送信機)」と呼ばれます。
スティックの役割配置がちがいます。モード1は右スティックの上下で上昇・下降、モード2は左スティックの上下で上昇・下降を行います。DJI機の初期設定はモード2です。
はい。DJI純正の送信機であれば、機体がなくても単体で査定いたします。金額は世代や状態で変わりますので、LINEまたはフォームから写真をお送りください。査定料は無料です。
技適マークのない送信機を国内で使うと、電波法上問題になる可能性があります。海外版や並行輸入品は購入前に技適の有無を確かめ、最新の情報は総務省やDJI公式サイトでご確認ください。