ドローンを処分する前に|捨てる方法と「買取」という選択肢|リチウムバッテリーの正しい処分も
結論:不要なドローンの処分は「動けば捨てずに買取(無料査定)/本体は小型家電リサイクル等で自治体ルールに従う/リチウムバッテリーは本体から外しJBRC協力店の回収ボックスや自治体案内へ(一般ゴミは発火の恐れで不可)」が基本です。DJI製で電源が入る機体は、処分する前の無料査定がおすすめ。膨張バッテリーは安全上の理由で当店では買取対象外です。古物商許可:長野県公安委員会 第481321600012号。
- 動けば捨てる前に売れます——DJIの動作品は無料査定で値が付くことが多いです
- 本体とバッテリーは捨て方が別ルート——本体は小型家電リサイクル、電池はJBRC回収へ
- 100g以上は処分・売却どちらでも登録抹消(DIPS2.0)が必要です
こんにちは。DJI買取専門店「ドローンストック」の店主です。長野県松本市で、株式会社ヴィンテージストックとしてドローンの宅配買取を承っております。
「使わなくなったドローン、どうやって捨てればいいんだろう」——お問い合わせの中で、こうしたご相談が年々増えています。引っ越しや断捨離、買い替えのタイミングで、何年も使っていない機体が押し入れから出てきた、という方が本当に多いのです。
ただ、ここで一つだけお伝えしたいことがあります。ドローンは、ただの「ゴミ」として捨ててしまうと損になることがある、ということです。とくにDJI製で電源が入る機体なら、捨てる前に売るという選択肢が残されています。実際、「捨てようと思っていたけれど、値が付いて驚いた」というお声を何度もいただいてきました。
この記事では、ドローン本体とリチウムバッテリーの正しい捨て方を中立にご案内したうえで、「捨てる前に確認してほしいこと」を店主の立場から順を追ってお話しします。処分でも売却でも、安全に、そして後悔なく手放していただくための内容です。どうぞ最後までお付き合いください。
ドローンはそのまま捨てていい? 処分の3つの基本ルールとは?
まず結論からお伝えします。ドローンの処分には、覚えておきたい基本ルールが3つあります。「①動けば捨てる前に買取(無料査定)を検討する ②本体は小型家電リサイクル等で自治体ルールに従う ③リチウムバッテリーは本体から外して別ルートで回収に出す」——この3点です。
ドローンを「燃えないゴミ」としてそのまま捨てるのは、おすすめできません。理由は、内蔵されているリチウム系バッテリーにあります。一般ゴミに混ぜると、収集車やゴミ処理施設で発火する事故につながる恐れがあるためです。実際に、全国でこうした火災が報告されています。
自治体の分別ルールには地域差があります
本体の細かな分別区分(小型家電として扱うか、不燃ゴミ扱いか等)は、お住まいの市区町村によって異なります。この記事で「全国共通でこうです」と断定はできませんので、必ずお住まいの自治体の案内をご確認ください。多くの自治体では、ドローン本体は精密電子機器として小型家電リサイクルの対象になっていますが、出し方は地域差があります。
店主のワンポイント
迷ったら、まず「本体」と「バッテリー」を切り離して考えてください。この2つは捨て方が別ルートだと理解するだけで、処分の道筋がぐっと見えやすくなります。
そもそも「捨てる」前に確認すべきこと——動くドローンは売れる?
結論からいえば、純正・動作品で付属品が揃っているDJI機は、無料査定で値が付くことが多いです。処分を考えている段階の方ほど、「どうせ古いから売れない」と思い込んでいらっしゃいますが、それは少しもったいないかもしれません。
中古のDJIドローンには一定の需要があります。新品が手に入りにくい型番や、撮影用途で根強い人気のある機体は、数年前のモデルでも中古市場で取引されています。「捨てる=損になりがち」という前提を、一度立ち止まって見直してみてください。
参考までに、当店の買取上限の一例をご紹介します(2026年6月時点の目安・状態により変動します)。Mavic 3 Proで上限17.4万円、Mavic 3で上限11.3万円、Mini 4 Proで上限7.6万円、Air 3で上限7.4万円といった水準です。整理整頓で出てきた小型機、たとえばDJI Mini 3 Proのような機体も対象です。ここに挙げていない型番(Mavic ProやMavic 2、Mavic 4など)は、公開している相場の対象外ですので具体額はお出ししていません。気になる機体はDJI買取相場のページをご覧いただくか、無料査定でご確認ください。
ドローン本体の処分方法は? 小型家電リサイクル・不用品回収・フリマの違い
ドローン本体の手放し方には、いくつかの選択肢があります。本体は精密電子機器ですので、多くの自治体で小型家電リサイクルの対象になりますが、ほかにも不用品回収業者やフリマアプリといった方法があります。それぞれ向き不向きがありますので、中立に比較してみましょう。
| 方法 | 向くケース | 手間 | 費用感の目安 |
|---|---|---|---|
| 小型家電リサイクル (自治体回収) |
動かない・値が付かない本体を確実に処分したい | 分別・持込/回収日の確認が必要 | 無料〜数百円 (自治体差あり) |
| 不用品回収業者 | 他の不用品とまとめて一度に手放したい | 引取依頼の手配が必要 | 有料が中心 (品目・量で変動) |
| フリマ・オークション | 時間をかけてでも自分で売りたい動作品 | 出品・撮影・梱包・発送・対応を自分で | 販売手数料・送料が発生 |
| 買取(当店など) | 動作するDJI機を手間なく現金化したい | 写真を送る→発送するだけ | 査定料・キャンセル料無料 |
どの方法にも良さがあります。確実に捨てたいなら自治体回収、まとめて片付けたいなら不用品回収、じっくり高く売りたいならフリマ、手間なく現金化したいなら買取、という整理です。フリマや不用品回収を否定するものではありません。ご自身の状況に合った方法をお選びください。
リチウムポリマーバッテリーはどう捨てる? 一般ゴミがNGな理由とは?
ここがこの記事で最も気をつけていただきたいところです。結論から申し上げます。ドローンのリチウムポリマー(LiPo)バッテリーは、一般ゴミに出してはいけません。本体から外し、JBRC協力店の小型充電式電池回収ボックスや、お住まいの自治体の案内に従って手放してください。
一般ゴミがNGな理由は、発火リスクです。リチウム系バッテリーは強い衝撃や圧力で発熱・発火することがあり、収集車やゴミ処理施設での火災原因になっています。実際、こうした電池が原因とみられる火災が全国で報告されており、社会問題になっています。
JBRCの回収対象と「対象外」の境界
小型充電式電池の回収は、一般社団法人JBRCが全国の協力店・協力自治体で行っています。家電量販店などの店頭にある回収ボックスがそれです。お近くの協力店はJBRCの公式サイトで検索できます。
ただし、注意していただきたい「回収対象外」の条件があります。JBRCによれば、膨張した電池、水濡れした電池、解体・分解された電池パック、破損した電池、ハードケースに入っていないラミネートタイプの電池などは回収対象外とされています(出典:一般社団法人JBRC)。これらに当てはまる場合は、回収ボックスには入れず、お住まいの自治体の案内に従ってください。
店主のワンポイント
バッテリーを手放す前に、端子部分にビニールテープを貼って絶縁しておくと安心です。ショートによる発熱を防げます。膨らんでいるバッテリーは無理に触らず、後述の通り慎重に扱ってください。
膨張・膨らんだバッテリーは処分できる? 安全な扱い方は?
「バッテリーが膨らんで怖くて触れない」——このご相談も少なくありません。結論からお伝えすると、膨張したバッテリーは発火リスクが高く、とくに慎重な扱いが必要です。そして、当店ドローンストックでは安全上の理由から、膨張・膨らみのあるバッテリーは買取の対象外とさせていただいています。
膨張は、内部でガスが発生しているサインです。穴を開けたり、強い力を加えたり、無理に充電したりすることは、危険ですので決して行わないでください。先ほどお伝えした通り、膨張した電池はJBRCの回収対象外でもあります。お住まいの自治体に「膨らんだリチウム電池の処分方法」を確認し、その案内に従って手放すのが安全です。
なお、バッテリーが膨張していても、本体・送信機(プロポ)・その他の付属品は通常通り査定の対象になります。「バッテリーがダメだから全部買取できない」ということはありませんので、ご安心ください。膨張バッテリーの扱いについては、膨張バッテリーの処分と買取のページで詳しくご案内しています。あわせてご覧ください。
100g以上のドローンは処分前に登録抹消が必要? DIPS2.0の手続きは?
意外と見落とされがちなのが、機体登録の抹消です。結論からいえば、100g以上のドローンは、処分でも売却でも登録抹消の手続きが必要になる場合があります。
2022年6月20日以降、100g以上のドローン(無人航空機)には機体登録が義務づけられています(出典:国土交通省 DIPS2.0)。そして、登録した機体を廃棄・譲渡・売却する際には、登録の抹消申請が必要です。手放したあとも自分の名義で登録が残っていると、思わぬトラブルのもとになりかねません。
手続きは国交省のDIPS2.0(ドローン情報基盤システム)から行います。具体的な抹消の手順については、ドローンの登録抹消(2026年版)のページで詳しく解説していますので、そちらをご確認ください。当店に売却される場合も、抹消手続きについては査定時にご案内しています。
処分する前に何をチェックすればいい? 失敗しないための処分前チェックリスト
捨てるにせよ売るにせよ、手放す前にやっておくべきことがあります。とくに個人情報の取り扱いは大切です。以下のチェックリストを参考に、一つずつ確認してください。
- SDカード・内蔵ストレージの確認——撮影データが残っていないか確認し、SDカードは抜き取る
- 個人データの消去——機体・送信機に保存された飛行記録や設定をリセットする
- DJIアカウントの連携解除——アプリ(DJI Fly等)から機体の紐付けを解除しておく
- 本体の初期化(リセット)——可能であれば工場出荷状態に戻す
- バッテリーを本体から分離——捨てる場合は別ルートへ。膨張品は自治体案内へ
- 付属品をまとめる——送信機・充電器・ケーブル・プロペラ等を揃える(売る場合は査定額が上がりやすい)
- 動くなら無料査定を検討——電源が入るなら、捨てる前に値が付くか確認する
付属品については、何を一緒に送ればよいか分からない場合、付属品・周辺機器についてのページが参考になります。揃っているほど査定で評価されやすい点も、ぜひ覚えておいてください。
動かない・水没・ジャンクのドローンも売れる? それでも捨てる前に査定する理由
「もう動かないから、これはさすがにゴミでしょう」——そう諦めている方にこそ、お伝えしたいことがあります。動かない機体、水没した機体、墜落でジャンクになった機体でも、捨てる前に一度査定する価値があることがあります。
理由は、パーツ取りの需要です。ジンバルやカメラ、モーター、基板といった部品は、修理用として一定の需要があります。完動品でなくても、部分的に価値が残っているケースは珍しくありません。パーツ・アクセサリー買取のページで、こうした需要について詳しくご説明しています。
もちろん、状態によっては値が付かないこともあります。それでも、捨ててしまえば可能性はゼロです。膨張バッテリー以外であれば、まずは無料査定で確認してみてください。無料査定フォーム、またはLINEでの査定から、機種名・写真・累計飛行時間をお送りいただくだけで結構です。当店ドローンストックが、概ね1営業日以内にお返事します。
店主のワンポイント
写真は、機体全体・型番表示・気になる傷や不具合箇所が分かるように撮っていただけると、査定がスムーズです。文章で説明しにくい状態も、写真ならひと目で伝わります。
ドローンを賢く手放すには? 処分と買取どちらを選ぶかの判断フロー
ここまでの内容を、判断の流れとして整理します。まず「電源が入るか」を確認してください。入るなら、捨てる前に無料査定がおすすめです。入らない・ジャンクでも、パーツ需要があるため一度査定する価値があります。完全に値が付かないと分かったら、本体は小型家電リサイクル等へ、バッテリーは別ルートへ、という順序です。
当店ドローンストックは、宅配買取の専門店です。店頭への持ち込みや出張査定、お電話での対応は行っておりません。すべてLINEまたはフォームでのやり取りで完結します。流れは買取の流れのページに詳しくまとめています。なぜ当店が選ばれているのかは、選ばれる理由もあわせてご覧ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 買取対象 | DJI製ドローン(動作品・一部ジャンク・パーツ可) |
| 買取対象外 | 膨張・膨らみのあるバッテリー(安全上の理由) |
| 査定方法 | LINEまたはフォームで機種名・写真・累計飛行時間を送付 |
| 回答目安 | 概ね1営業日以内 |
| 料金 | 査定料・キャンセル料・振込手数料 無料 |
| 送料 | 買取成立時の発送送料は当店負担/査定見送り時の返送送料のみお客様ご負担 |
査定料・キャンセル料・振込手数料はいただきません。買取が成立した際の発送送料は当店が負担します。査定の結果、お見送りとなった場合の返送送料のみ、お客様のご負担となる点だけご了承ください。動作チェックは機体到着後、5営業日以内に行い、確定後にお振込みします。なお当店は古物営業法に基づく古物商として、長野県公安委員会の許可(第481321600012号)を受けて適正に運営しております。
著者情報
この記事は、DJI買取専門店「ドローンストック」を運営する株式会社ヴィンテージストック(長野県松本市・2010年創業)がお届けしました。ドローンの宅配買取を専門に承っております。古物商許可:長野県公安委員会 第481321600012号。中古ドローンの相場や安全な手放し方について、店主が一つずつ丁寧にご案内しています。
よくある質問(FAQ)
ドローンは一般ゴミでそのまま捨てていいですか?
おすすめできません。内蔵のリチウム系バッテリーが発火する恐れがあるためです。本体は小型家電リサイクル等で自治体ルールに従い、バッテリーは別ルートで回収に出してください。
リチウムバッテリーはどう捨てればいいですか?
一般ゴミは不可です。本体から外し、JBRC協力店の回収ボックスや、お住まいの自治体の案内に従って手放してください。端子の絶縁をしておくと安全です。
膨張したバッテリーは処分や買取ができますか?
膨張品はJBRCの回収対象外で、当店でも安全上の理由で買取対象外です。自治体の案内に従ってください。本体や送信機など他の付属品は通常通り査定します。
100g以上のドローンは処分前に登録抹消が必要ですか?
必要になる場合があります。2022年6月20日以降、100g以上は機体登録が義務で、廃棄・売却時は登録抹消の手続きが要ります(出典:国交省DIPS2.0)。
動かないドローンも売れますか?
パーツ取りの需要があるため、値が付くことがあります。膨張バッテリー以外なら、捨てる前にまず無料査定でご確認ください。状態により値が付かない場合もあります。