ARドローンの操縦とカメラ - DroneStock

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ARドローンの操縦とカメラ

低プライス高パフォーマンスのARドローン。このシリーズの特徴は、開発者向けにSDKが提供されていることです。これにより、誰もがドローンを操縦するアプリケーションを開発することができ、そういうこともあってか、ARドローンの操縦は非常に直感的で使い易いと評判です。

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そこで今回は、その直感的「操縦方法」と、ARドローンのもう一つの大きな魅力「カメラ」についてまとめてみました。

 

目次

 

  1. 操縦の概要
  2. 操縦の手順
  3. カメラ
  4. まとめ

 

1.操縦の概要

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参考:Parrot

パロットARドローン最大の画期的特徴は、やはりワイヤレスネットワークを導入したその操縦方法でしょう。AppleのデバイスにAR Free flightアプリをインストールすれば、iPhoneや iPod、iPadはコントローラーに早変わり。さらにその操縦は非常に簡単で、Appleデバイスコントローラーを傾けるだけで方向転換でき、タッチパネルを使用して速度調整ができます。唯一の注意点と言えば、機内モードに設定する必要があることくらいでしょうか。

 

構造上の特徴は、多くのセンサーが機体下部にあり、操縦の支援や管理を行っている点です。これらは、機体下部に設置されているハイスピードカメラと連携して作動するミニ慣性計測ユニットシステムに含まれ(この慣性測定は、海上で船がバランスをとる為に使用されているシステムと同じ)、X軸、Y軸、Z軸の動きを測定し、飛行中の安定性を高めています。これがワイヤレスネットワークでの機体操作の実現に役立っているシステムです(なお、ミニ慣性計測ユニットシステムなどの内蔵技術は、機体の操縦と衝突後の制御を簡単にできる様に設計されています)。

 

2.操縦の手順

 

パロットARドローンを楽しく飛行させる為の手順は以下の通りです。

 

  • コントラーデバイスとドローンの充電がされているか確認する。
  • コントラーデバイスにAR free flightアプリをインストールする。
  • Appleコントローラーデバイスを「機内モード」に切り替える。
  • ドローンの電源を入れ、ワイヤレスネットワークが有効か確認する。
  • コントローラーデバイスのWi-Fiをドローンのワイヤレスネットワークに切り替える。
  • ドローンのワイヤレスネットワーク範囲内で、コントラーデバイスのAR free flightアプリを起動させると、自動的に同期される。
  • デバイスコントローラーの画面の中央下部にある起動ボタンを押すと起動する。起動後、自動的にパロットARドローンヘリコプターが少し上昇し、待機する。
  • 操縦する。

 

※ARドローンの操縦は非常に容易です。また、飛行を開始すると地上約1メートルの高さででホバリングをします。この間、一切操作を行わなくてもジャイロセンサーを使って自動で姿勢制御を行ってくれるので安心です。

それでも、練習をせずに街中などで飛ばすのは控えましょう。事故のもとです。まずは広い場所で8字走行などを実際に試しましょう。

 

3.カメラ

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ARドローンの魅力はカメラにもあります。頭部と下部に2つあり、この2つのカメラがドローンの操作において非常に重要な役割を担っています。実は、ARドローンの2台のカメラは、人間の両目に相当します。おもしろいのは、人間の目が脳へ信号を送るのと同じように、カメラが映像を制御装置へ送るという設計がなされていることです。

 

そうなんです。ARドローンは飛行体で映像を見るだけではなく、人間に近づける事で更なる安定性を目指しているのです。

 

そこでこの章では、2台のカメラの性能について見てみます。

 

3-1.フロントカメラ

毎秒60フレームの速さで、176×144ピクセルの解像度の映像をAplleデバイスのコントローラへ送信します。また、広角レンズにより広範囲の眺めを実現。iPhoneで見られる映像の品質と範囲は、利用者に「コクピット内のパイロット」を感じさせ、実際に飛行機の操縦をしているかの様な体験を与えます。

 

3-2.ボトムカメラ

毎秒15フレームの速さで、640×480ピクセルの解像度の映像を撮影する事ができます。このカメラの主な機能は、機体の速度を決定する内蔵センサーに情報を送信し、飛行中の機体を安定させる支援を行うことです。ちなみに、これは継続的に行われています。というのも、飛行中の安定性はドローンの操作にとても重要となるからです。

 

3-3.総括

パロットARドローンの2つのカメラは、究極の飛行経験に貢献する相乗作用を見込んでおり、別々には作動しません。高速カメラはスピードを決定すると共に安定性を補助するセンサーに情報を送信しており、2つのカメラで映像を送信する事でスピードをコントロールしています。

 

4.まとめ

 

最近、パロット社はARドローンの後継上位モデル「Bebop Drone」を発表しました。14Mピクセル相当でHD動画、視野角180度の撮影を可能にしたカメラを搭載。さらに、デジタル処理による手ブレや左右の傾きを安定化する機能が追加され、ますます高性能となりました。

 

コストパフォーマンスが高いパロット社のドローン。これからも目が離せませんね。